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お久しぶりでゴザイマス。
シドビタミンです。


このブログは、
「フォークテラス海風」ネタが多く、
FOLK EGG事務局は「フォークテラス海風」の太鼓持ちか?!
と思われるのがイヤなので、
海風ネタは控えておったのですが・・・
(ま、どーでもイイですが)


今回のライブで
巨匠・森下さんが
「『海風』のドコがイイんでしょうねぇ」
と言っていたので、
そこらへんについて触れたいと思います。


いわゆるDUO(二人組)の場合、
バッキングに回る人のタイプは、大別して
次の3タイプに分類されると思います。

1.抑えめタイプ
ボーカルの引き立て役として、あまり主張しない演奏する
2.盛り上げタイプ
ボーカルを引き立てるために、引くところは引き、リードギターとして主張するところは主張する
3.寸止めタイプ
ボーカルを引き立てつつ、ボーカルを邪魔しない程度にメリハリをつけながら自分の存在を主張する


杉本さんは、1の抑えめタイプ
森下さんは、3の寸止めタイプ
になるかと思います。

そうすると
森下さんがメインボーカルをした時と
杉本さんがメインボーカルになった時と
全く違ったサウンドになるわけです。

ここに、海風の魅力があると思うのです。
森下さんのリードギターは、けっこうアグレッシブで
杉本さんのリードギターとコーラスは、
いい意味でほんわかした感じです。


森下さんは、ソロで演奏したり、
「静かなギター」荒井豊さんと組んだりしていますが、
荒井さんは、2の盛り上げタイプなので、
同じ曲を演奏しても
「海風」として杉本さんと演奏する時と
違う色合いのサウンドになるのです。

どちらも、ワタクシ個人としては、
とってもイイ感じだと思うのでありますが。


今回のライブで改めて感じたのは-

杉本さんのギター、イイっすね~
マーチンの音色(今回はD-18でした)はモチロンですが、
チョーキングの掛け方なんて、もう絶品!たまりませんねぇ。
基本的に、杉本さんのリードギター、好きです!
そして、杉本さんの声が、またイイ!!
温かみのある、包み込むような声、癒されるんですよね~
ワタクシ、隠れ杉本ファンです(何故に隠れる?!)


森下さんは、やはり「巨匠」です。
首に筋ができるほどの高音の声は、まさに秀逸!しびれます。
特に「青春の痛み」は、ウルっときちゃいました。

あと、見逃しがちですが、
森下さんの計算され尽くしたギターワーク。
これは、勉強になります。

たとえば、
一見、簡単なストロークでいうと-
「ダン、ダン、ダン、ダン」と4つ打つストロークをやる場合、
全部ダウンでいくか、
ダウン、ダウン、アップ、ダウンでいくか、
ダウン、アップ、ダウン、アップでいくか、
そして、
どこでアクセントをつけるか、
1発目なのか、3発目なのか、
さらに、
指弾きなのか、ピックで弾くのか、
じゃら~ん、と弾くのか、ジャン!、と弾くのか、
音量はどのくらいで弾くのか・・・etc.
そこいらへんを
森下さんは、ちゃんと細部まで吟味した上で
メリハリをつけてやっていると思うのです。

一般人は
テキトーにやってる人が多いと思われ・・・

簡単なフレーズだからといって
手を抜かず、おろそかにせず、
全体の構成を考えて、
きちんと押さえているのです。

言うは易く、行うは難し。
さすがは、巨匠!と言うほかありません。


最後に-
「海風」を聴く時の注意点を・・・。
常連ぶって、カウンター席に座ってはいけません。
「海風」は、なるべく正面のかぶりつき席で聴くのがベストです。

なぜかと言うと
最近、杉本さんがボーカルをすることが多くなってきたからです。
あと、スピーカーがカウンター側には向いておらず・・・。

森下さんは、寸止めタイプなので、
カウンター席だと、杉本さんのボーカルが聴きとりにくくなるのです。

あ、これは、
けっして、森下さんのことを悪く言っているのではなく・・・(念のため)
寸止めタイプは、相当の熟練者でないと、
「寸止め」でなくて出過ぎてしまって、ボーカルを台無しにしてしまうのですが、
森下さんは、文字通り「巨匠」です。
相方は、息もピッタリの杉本さんですので、
悪かろうはずもなく・・・。


「海風」サウンドを堪能するには、
早めに入店して、
正面かぶりつき席がオススメ。

次回の「海風」ライブは
6月11日(土)です。
ご予約は、お早めに!

ちなみに、今回は満員御礼札止めでした。

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このコーナー3回目の登場、海風のお二人であります。

今回も、かぐや姫のナンバーを中心に、じっくり聴かせてくれました^^

歌だけでなく、MCでは
「あのころ・・・フォークソングコンサート2011 FINAL」の
裏話も聞けて、
やっぱ、今日は来てよかった~

今回の客層は、常連さんで占められていて
まったりとした良いライヴでした~^^


あ、今回のライヴで忘れてはいけないのは、
杉本さんのギターです。
な、な、なんとっ
Martin D-45 Marquis でありますっ!
車が1台買えるくらいの高価なギターですっ。
めっちゃイイ音出してます~。

いや、前のギターが悪かったという意味ではなく、
D-28も、もちろんイイ音してました。

杉本さんが、D-45を使うことによって、
森下さんのYAIRIの音のイイ枯れ具合が、
今までよりいっそう際立って聴こえるんです。
お互いの音色の個性とギターの音の厚みが倍増~

それにしても、
いつ聴いても、二人の息はぴったりフィット。
まさに、阿吽の呼吸。
これは、練習だけでなく、
お互いの信頼感というか、絆みたいなものではないかと思う次第です。


過去2回で、演奏のクオリティの高さには触れましたが、
「海風」の魅力は、それだけでないっ。
二人の人柄も、大きな魅力です。
もちろん、演奏に人間性もにじみ出ていると思いますが・・・。


海風ファンは
演奏を聴く、ということだけでなく、
二人に会う、ということ自体を楽しみにして来ているのではないかと思われ・・・。

ライヴが終わっても、なかなか帰ろうとしないし・・・w
て、私もか?

今回は、ライヴ終了後、
杉本さんのD-45を触らせてもらったり、
常連さんの唄に杉本さんがギターで伴奏していているところに、
マンドリンでからませてもらったり、
FOLK EGGインスト班は至福の夜を過ごさせてもらったのでした。


聴きに行けば行くほど、魅力にハマッていく「海風」。
年齢、性別、職業、血液型、郵便番号、ツベルクリン反応のいかんを問わず、オススメです。

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祝・TV出演!祝・CDリリース!『静岡フォークの巨匠』のライヴであります。


寒さのせいなのか、サッカーアジア杯決勝があるせいなのか、
入りはいまひとつ・・・。

ま、ワタクシはいつもの席が空いていてラッキーでしたが・・・。

しかし!
内容は、充実のLIVEでありました。

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▼つづきはこちら

このLIVE、スケジュールがわかった時から、かなり注目しておりました。

ともに、ヒーリング系。
そして、ともに、確かなギター・テクニックを持ちながら、曲芸的なパフォーマンスを避ける二人。
そんな二人が合体して、一体、どんなステージを繰り広げるのだろうか・・・。

いやいや、期待以上のステージでした。

普通は、二人以上の人間が演奏すると、
だいたい、
お互いが歩み寄り、自分を抑える部分が出てくるはず。

ところが、この二人は、違うのです。
逆に、お互いの個性が際立ってくる感じ。

リードと伴奏を交代しても、
荒井さんは、荒井さんのリードであり、荒井さんの伴奏で、
まるけんは、まるけんのリードであり、まるけんの伴奏
なのです。

リードを交代すると、曲の色まで変わります。
それでいて、曲としてちゃんと成立させてしまうのです。

溶け合っていないのに、ちゃんと重なり合っていて、
二人としての色があるのに、それぞれの色もわかる。
これはスゴイ・・・。

ギターデュオというより、
ギターのダブルスという感じ。
見事な化学反応です。
こういうユニットは、ちょっとお目にかかれないと思われ・・・。

やはり、この二人はタダモノではない・・・。
恐るべし、荒井豊。
恐るべし、丸山研二郎。

そして、
この二人に目を付けた
「フォークテラス海風」店主に、
脱帽であります。


文才がないので、
うまく表現できないのがもどかしいのですが、
とにかく、また聴きたい二人であります。


◆荒井豊ブログ 静かなギター
   ◆ 丸山研二郎ブログ KENJIRO MARUYAMA

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かぐや姫、風のコピーがレパートリーの「海風」。
このコーナー、2回目の登場です。

今夜のライヴは満席!
予約外のお客さんも来たので、補助席(?)登場~。
椅子が足りない?!という事態になるくらいの盛況ぶりでした。


あるお客さん曰く
「何度聴いてもいいんだよなぁ~」

そのとおりです!
何回聴いても満足させてくれるのが、海風なのです。
もし「どうせアマチュアなんでしょ?」などと
たわけたコトをのたまう人がいたなら、
耳の穴をかっぽじって、よく聴け!と言いたいくらいです。

YouTubeなんかで、
かぐや姫や風のコピーをupさせているのを
数多く見ることができますが、
「海風」を、それと同じだと思わないでいただきたい。

演奏のクオリティーは
やはり「海風」がダントツ☆☆☆
時間を割いて、お金を払って
聴きに行く価値は十分あるユニットだと思います。


まず、ギターがヨイ☆☆☆
森下さんのヤイリと杉本さんのマーチン。
いつ聴いても良い音です。
原曲の雰囲気を損なわず、
それでいて「海風」のサウンドが、
どっしりと根を張っているように思います。
時に、ギター2台だとは思えないほど
重厚さを感じさせてくれます。

そして、当たり前ですが、歌がヨイ☆☆☆
森下さんほど聴かせてくれるボーカルは、
ちょっと見当たりません。
プラス杉本さんの深みのあるコーラス、
これがまたいいんです。
ホントに聞き惚れてしまいます。

森下さんが客席に向かって
「一緒に歌ってくれないの?」
と言う場面があったのですが、
私は聞き惚れてしまい、歌うのを忘れておりました。
たぶん、他のお客さんもそうだったのではないかと思われ…。

森下さんが
「お客さんが歌ってくれるのが好き」
と言っていたので、一緒に歌ったのですが、
でなければ、
他のお客さんに
「じっくり聴きたいから、一緒に歌うな!」
と言っちゃいたいところです。
もちろん、一緒に歌うのも楽しいですけど…。


今日は、杉本さんがボーカルで2曲やってくれましたが、
これもヨイです~♪
ドイツ帰りの時差ボケとは思えないほどでした~◎
杉本さんのソフトな声に、森下さんのハモリが乗っかると
さらにシビレます☆☆☆
杉本さんの選曲が、またシブイ☆☆☆


最後の曲になった時、客席から
「時間が経つのが早いねぇ…」
という声が聞かれました。
楽しい時間は、本当にあっという間に過ぎていくものです。

アンコールの拍手に
「アンコールがなかったら、どうしようかと思った」
と森下さん。
いやいや、これほどの演奏を聴かせてもらって、
アンコールの拍手をしない方が、どうかしてます(キッパリ)


まだ生で聴いてない人は、
聴くべし!聴くべし!聴くべし!
の「海風」なのでした。

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