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前回のつづきです。

既報、「FOLK EGG Only one」についてー
森下門下生のライブなのに
2)何故「やまぼうし」が会場なのか?

「やまぼうし」は、森下さんの魂が眠っているといっても過言ではないほど、森下さんが愛した場所だからです。

昨年の11月13日、「やまぼうしライブ」で
森下さんの相棒・杉本あきらさんから、
「森下さんのギターケースから未発表の曲の楽譜が見つかった」
との発表がありました。
早い話しが、「遺作」であります。

その曲名は、「やまぼうし」。
「COFEE&GALLERY やまぼうし」のことを曲にしたのです。

このことだけでも、森下さんが「やまぼうし」を愛していたことがわかります。


ここで、
この曲について、次の2点に着目し、森下さんの他の曲と比較し、考察したいと思います。
①曲のタイトルが「やまぼうし」という店名
②歌詞の中にも「やまぼうし」店名が入っている


ー「北街道の唄」のエピソードと「やまぼうし」-
 ご存知の方も多いと思いますが、
「北街道の唄」は、「スローライフ」というタウン誌に「フォークテラス海風」のことを掲載料なしで載せてもらう条件で作った曲です。
 その際、『北街道周辺の町名を歌詞に入れて欲しい」と言われたそうです。
ところが、出来上がった曲の歌詞には町名は一切入っていません。
森下さん曰く、「嫌だから無視した(笑)」。
「北街道の唄」は、歌詞の中に町名を入れなかったにもかかわらず、
「やまぼうし」は、歌詞の中に店名を入れています。

ー「遥かなる旅人」と「やまぼうし」-
 「遥かなる旅人」は「FOLK EGG」のイメージソングとして、森下さんんが頼まれてもいないのに自分から作った曲です。
  前回も書かせていただきましたが、この「遥かなる旅人」と「FOLK EGG」には、森下さんは強い思い入れがあるはずです。
 しかし、「遥かなる旅人」は、歌詞の中に「FOLK EGG」という言葉はありません。
 曲のタイトルも「FOLK EGG」ではありません。


これでわかることは、
森下さんが「COFEE&GALLERY やまぼうし」をどれだけ深く愛していたかということになると思います。



 自分の講座を受講した生徒たちが、
 自分の一番愛した場所「やまぼうし」に集まって、
 自分の強い思いれのある「FOLK EGG」というライブで、
 自分が最も信頼する「やまぼうし」のママさんと
 自分の相棒(杉本あきらさん)に見守られながら、
 演奏する。
きっと、森下さんは喜んでくれるのではないか。

ひとりよがりかもしれませんが、
来る3月6日の「FOLK EGG Only one」は、
そんな思いで開催します。

「FOLK EGG Only one」

・開催日時:3月6日(日)17:00~19:00

・場所:Coffee & Galleryやまぼうし(静岡市葵区辰起町8-17)

・ゲスト出演・杉本あきら

・ワンドリンク付き・500円

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