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ドうも、ミなさん、こんばんミ♪
世界初!ビジュアル系フォークシンガー「ビタミン研究所」のシド・ビタミンでゴザイマス~。


現在レコーディング中の丸山研二郎ソロライヴを覗いて来たでありマス。
彼は、このコーナー2度目の登場になりますですね。

前回のライヴは、ワタクシの指定席であるカウンターで聴かせてもらったのですが、今回はステージの目の前の砂かぶり席(?)、特別リングサイド席(?)で聴かせていただきました。

オリジナルとカバー、唄とインストを織り交ぜてのステージは、終始穏やか。
店に来る前は、飲み物は梅酒(志太泉にゃんカップ)にするつもりでいたのですが、彼の音楽はノンアルコールの方が合うような気がしたので、今夜もいつもの「海風ブレンド」を飲みながら味わったのでありマス。

maruken

店主・森下さんのブログに
「彼とは10年くらいの付き合いになるが、いわゆる“ 境地 ”へ進み始めた感がある」
と紹介されています。
ワタクシは、前回のライヴで彼の演奏を始めて聴いたので、以前の彼を知らないのですが、ワタクシなりに彼の『境地』を感じたような気がするのでありマス。

印象的だったのは、
お客さんからのリクエストで唄った「ホームにて(中島みゆき)」。
普通の人だったら、サビで思い切り声を張りあげるであろう箇所を、そんなに音量をあげないで盛り上がりを作って聴かせてしまったところ。

聴いている人に、グイグイと迫ってくるような感じではなく、知らないうちに引き込んでしまう。
これって、簡単にできることではないように思われ…。

彼の音楽には、人間のドロドロした部分、闇の部分、悩みや苦しみというのは、表面上には現れていないように思えマス。
「爽やか」
「穏やか」
「優しい」
「誠実」
そんな言葉が、彼には似合うと思うのです。

が、
その奥の部分には、悩みや苦しみや悲哀があって、
そういったものと向き合いながらも、
「笑っていよう」「明るくいよう」みたいな「力強さ」を
彼に感じるのです。

水鳥が水面下では脚を一生懸命かきながら進んでいるけれども、はた目からは優雅に進んでいるようにしか見えない。
彼の「穏やかさ」には、それと共通しているように思えるのでアリマス。


巨匠・森下さんが言うところの『境地』は、
音楽のテクニックだけではなく、そういった彼の内面の部分を含めてのコト
ではないか、とワタクシは勝手に想像するのでゴザイマス。


ぶっちゃけ、いいライヴでしたね~♪
アンコールは「ふるさと」の大合唱。
間奏もバッチリ決まりました^^

彼には「志を果たして」、故郷の静岡に錦を飾って、凱旋ライヴをやって欲しい、としみじみと思った、シド・ビタミンなのでありました。

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